私たちが生きる現代社会では、様々なトラブルが発生しております。家庭や会社での人間関係や金銭貸借をめぐるトラブルは言うまでもなく、最近ではIT技術の発達によってインターネット空間でのトラブルも増えてきました。
あるいは、振り込め詐欺やDV（ドメスティック・バイオレンス）といった犯罪に、予期せず巻き込まれるケースも珍しくありません。

こうした多様化・複雑化するトラブルに対して、普通は弁護士や税理士などの各専門家がそれぞれの分野で問題解決にあたります。
つまり、訴訟や債権回収といった個別の依頼には応じられても、相談者の方に最適と思われる対応をトータルサポートする態勢が整っていないのです。
例えば、相談者がインターネット上で風評被害に遭ったとしたとき、問題解決には損害賠償を要求するといった民事手続きのほか、人権侵害を行った当事者を捜査当局に告発するといった刑事手続きが考えられます。
ところが、民事手続きと刑事手続きではそれぞれ専門分野が別のため、たった一人の専門家ですべての手続きに対応するのは実質的に無理があるのです。

弊社は、訴訟に詳しい弁護士が民事手続きを担い、過去に事件捜査にあたっていた警察OBが刑事手続きを担い、IT技術者が再発防止のための対策をアドバイスするといったことができる、専門家の”複合体”です。
専門家がチームで知恵を出し合い、それぞれの得意分野を活かして業務を分担することで、相談者の多様なニーズに応えることが可能な仕組みになっています。